古代の睡眠学
食事のあと目が重くなるのはへ誰もが経験していることですよね。
これは胃の中に入った食物を消化するために体の血液がここに集まり、これが引きがねとなって大脳の睡眠中枢に「眠気の指令」が届くからなのですが・・・
アリストテレスは食物と熱の因果関係にその秘密が隠されていると推測していました。
アリストテレスはさらに睡眠と疲労の関係にも着目し、こう続けています。
「これはある種の疲労からも起こる。
なぜなら疲労は分解作用を起こすものであって、分解されたものが冷たいものでない場合、ちょうどまだ消化されない食物のようなものだからだ。
また、ある病気もそれが熱病患者や昏睡状態にある患者において起こるように、湿と熱との過度から起きるかぎりこれと同じである」
・・・この論文は、さらに眠りと大脳と体温の関係、布団 羽毛での眠りと年齢の関係にもふれるなど、当時としては画期的なものでした。
しかし、多くの人々にはまったく信用してもらえなかったようです。
・・・というのも、その時代は眠りを神と霊が支配するものと考える人がほとんどだったからです。