ベッドもいいけど布団もね!

もうひとつは、ベッドのマットレスがスプリングによって支えられているため、中が空洞に近く、空気の流れがあるので太陽にさらさなくても湿気が発散される点である。

羽毛 ふとんを干す手間がかからないというのは、ひとり暮らしの人にとってはかなり便利なものである。

逆に陽に干した布団の快適さを味わうことはできないけれど。

こうした点からもベッドは快眠寝具としてかなり優れているといえるのだが、問題はやはり間取りにある。

ベッドを置いてしまえば、そこはもう寝室としてしか使えないが、布団なら押し入れにしまい込んで置けばお茶の間にも客間にも使えるのだ。

日本の住宅事情からいっても、また、値段の面からもベッドの方がかなり高額であるため、どうしても布団派が多いのはやむをえないであろう。

ベッドと布団

生まれたときから羽毛 布団のベッド、という人が増えつつある。

とくに若い女性たちには日本式の布団よりもベッドの方が人気が高いらしい。

例えば女子大生が東京に出てきてひとり暮らしを始めるときも、まずベッドを買う人が多いらしい。

確かにベッドには、布団よりも優れている点がいくつかある。

ひとつは、布団に比べて高い位置にあるため、床近くに積もったり浮遊しているほこりを吸い込む量がずいぶん少ない点。

家のほこりにはダニなどの死骸のカスもかなり存在していることが確認されており、このダニの死骸はアレルギが元凶にもなる。

従って、ぜんそくや鼻炎などのアレルギーに悩む人は、布団よりもベッドの方が適しているといえよう。

布団のふわふわを保つ

確かに叩けば叩くほどほこりがでてくるので、やめられなくなる気持ちもわかるが、叩くほどなかの綿の繊維が切れ、布団がペシャンコになってしまうのだ。

せいぜい軽くほこりを払うくらいでいいのである。

押し入れにしまう場合は、軽い布団を上にしてペシャンコになるのを防ぐこと。

マンションなどの押し入れは湿気が多かったりするが、押し入れの下にすのこを敷いたり、壁にベニヤ板を張ると、通気性が良くなり、結露を防ぐこともできる。

北側の押し入れは湿気が多いので、高級 羽毛 布団をしまうには、もっとも乾燥している西向きの押し入れがいいだろう。

布団を干そう!

ただし、布団は一日中干せばいいわけではない。

午前十時から午後二時あたりまでが、いわば布団の干し時。

午後三時過ぎると、光も弱くなり、大気中に湿気が多くなる。

乾燥することで布団が膨らみ、また風通しが良くなるのであって、湿気の多いところに出しても干す効果はなくなってしまうのである。

干す場合はカバーをかけたままのほうがいいだろう。

直射日光は布団の生地を変色させたり痛めたりするからだ。

また、干した布団 羽毛を布団たたきでパンパン叩くことに醍醐味を覚えている人もいるが、叩き過ぎに気をつけたい。

最高の瞬間

風呂から上がってゴロリと羽毛 布団 通販に横になる。

このときの布団の感触で、その日の睡眠の快適度が決まるようなところもあるのではないか。

それくらい、干したばかりの良く乾いた布団は気持ちがいい。

羽毛布団でなければ、布団は毎日干すのが理想的だろう。

天気やスケジュールなどでそれが無理だったとしても、せめて一週間に一度は太陽の光に当てたいもの。

太陽の光には、湿気をとる以外にも殺菌効果がある。

布団は人問にとって心地良いだけでなく、細菌にとってもオアシスである。

ふだん使わない布団でも、三ヵ月に一度は陽に当てて、清潔を保ちたい。

寝室の温度と湿度を管理しよう

断わっておくが、これは室内の温度ではない。

室内が32度から34度もあったりした日には、とても暑くて眠れたものではない。

あまり保温が完壁な寝床に入ると、中の温度は人間の体温近くまで上昇する。

これでは羽毛 布団 販売ですら暑くて眠れはしない。

従って、その熱を適当に放出するだけの放熱性や通気性も備えていなければならない。

次に湿度だが、これは50パーセントRH前後がもっとも快適てある。

人間は一晩にコップー杯分の寝汗をかくが、逆に布団の中の温度が上がれば湿度は低下する。

こうしたバランスにおいて50パーセントRH前後が快適な湿度なのである。

こうしてみると、保温、放熱、通気、吸湿、放湿のすべての性質が適当でなければ、寝床内気象は快適なものとはならないことがわかる。

温度計と湿度計を持ち込んで、一度、計ってみることをお勧めしたい。

寝床内気象って?

最近の寝具業界で、寝床内気象という言葉がしばしば使われる。

別に寝床の中で雨を降らしたり、羽毛 フトンの上にハリケーンを起こしたりするわけではない。

寝床の中の温度や湿度、通気性、吸湿性などを総合的に表わした言葉で、家政学のジャンルではかなり前から使われていたものである。

つまり、この寝床内気象を快適に保つことが、寝具の目的であるというわけだ。

では、快適な寝床内気象とは?

まず、温度だが、寝床の中の温度は32度から34度がもっとも快適てあるとされている。

人間の体温は普通、36度から37度くらい、睡眠時はいくぶん低下するから36度前後といったあたりである。

とすると、体温よりやや低めの温度がいいことになる。

夢と現実にどんな違いが・・・

中国戦国時代の思想家荘周は、その著作『荘子』の中に、夢を題材にした「胡蝶夢」という話を載せています。


『荘子』は『老子』とともに中国思想をかたちつくった「老荘」の考え方を生んだ書物ですが、この話はその中の「斉物論篇」に収められた寓話のひとつです。


その話の内容とは……。


「荘周はある日、蝶になった夢を見ました。


蝶になって自分がヒラヒラ飛んでいる夢ですが、荘周は自分が…蝶になったことにまったく気がついていません。


まもなく荘周はこの夢から目覚めます。


ここで荘周は考えました。


荘周が蝶になった夢を見たのか、蝶が荘周になった夢を見たのか。


いったいどっちなんだろう。


……荘周にはわからなくなってしまったのです」


・・・というものです。


思想書といっても、とくに難解な話ではありません。


しかし、荘周はこの中で羽毛 ふとんでの睡眠という重大なテーマを読者に投げかけています。

古代の睡眠学

食事のあと目が重くなるのはへ誰もが経験していることですよね。


これは胃の中に入った食物を消化するために体の血液がここに集まり、これが引きがねとなって大脳の睡眠中枢に「眠気の指令」が届くからなのですが・・・


アリストテレスは食物と熱の因果関係にその秘密が隠されていると推測していました。


アリストテレスはさらに睡眠と疲労の関係にも着目し、こう続けています。


「これはある種の疲労からも起こる。


なぜなら疲労は分解作用を起こすものであって、分解されたものが冷たいものでない場合、ちょうどまだ消化されない食物のようなものだからだ。


また、ある病気もそれが熱病患者や昏睡状態にある患者において起こるように、湿と熱との過度から起きるかぎりこれと同じである」


・・・この論文は、さらに眠りと大脳と体温の関係、布団 羽毛での眠りと年齢の関係にもふれるなど、当時としては画期的なものでした。


しかし、多くの人々にはまったく信用してもらえなかったようです。


・・・というのも、その時代は眠りを神と霊が支配するものと考える人がほとんどだったからです。


アリストテレスも考えた「人はなぜ眠るか」

古代ギリシアの偉大な哲学者で自然科学者といえば、アリストテレスです。


この哲学者は、驚くことに人間の羽毛 布団による眠りの研究についても論文を残しているのです。


その著作『自然学小論集』の中に「唾眠と覚醒」という論文が載っています。


ここでアリストテレスは、睡眠と食物との関係に焦点をあて、くわしく推論しているので、ちょっとひもといてみましょう。


「睡眠は感覚器官の能力が失われた状態をさすのではなく、栄養の過程にともなう蒸発によりこの状態が生じるのだ。


動物の有する熱は本来上昇する。


・・・だが、それが上の場所に達すると、集まってから再び下降する。


睡眠が食事のあとにもっとも多く起こるのはこのためだ。


そして、これが停止すると、人を重圧していねむりをさせる。


食物の流動物と固形物が多量に集まって上昇し、さらにこれが下降し逆転することで熱を押し出す場合、いつでも睡眠が起こるのだ」。